Extra Volume 3: report of historic car festival
Extra Volume 3: @FISCO in 17th.Oct.1999

(written on 23th.Oct.1999)

 初のマレーシアGPが行われた10月17日。富士スピードウェイでは日本クラシックカー協会主催により、1999クラシックカーフェスティバルが行われていました。
 まあ、このイベントのメインは、ハコスカなど、クラシックカーが一同に会し、レース形式の走行をする、というものです。が、この中でなんと、ロータス72や77, 78といった、F-1オールドマシン達のデモ走行というプログラムがあったのです!

 オールドF-1熱沸騰中の私としても、これは見逃せない!カメラを片手に、メーリングリストで御一緒いただいている方々とともに、勢い勇んで行って参りました!
 というわけで、そのイベントで見てきたオールドF-1マシンについてレポートします。


 さて、実際にFISCOに行ってみると...。
 ああっ!ないっ!!ロータス72が!ロータス77が!
 う〜〜〜ん、これは残念極まりない...。

 ...とは言え、この日ピットに持ち込まれた5台のマシンはどれも魅力的なマシン達。それぞれについて現場で撮影してきた写真とともに、解説やエピソードを紹介したいと思います。下のリストの車名をクリックすると、それぞれのページにジャンプします。

MACHINES
Lotus 78
Lotus 91
Benetton B188
Alfa-romeo Tipo179c
Lotus 97T


 で、実際のデモランで走ったのは、このうち3台だけ...。ロータス78, 97TとベネトンB188のみで、ロータス91, アルファロメオTipo179cはエンジンすらかけられませんでした。特にアルファV12が聞けなかったのは残念... (;_;)。

 さらには97Tも、現役時代と同様( (。_゜☆)にルノーターボエンジンがぐずつき、実際に走れたのは数周...。低く、くぐもったターボエンジンのサウンドも、どうにもフケきっていないようでした。

 その分と言っていいかどうか、ロータス78とベネトンB188がかなりの周回をこなしていました。
 3リッターと3.5リッターの差があるとは言え、どちらも元は同じフォードコスワースのDFV系のV8エンジン。特に調子が良かったのは3リッターのロータス78。ドライバーも結構攻めた走りをしていました。

 ちょっとデモランはほとんど2台きりの走行になってしまったのは残念でしたが、憧れのベンチュリーカーを間近で見れて、概ね満足なイベントでした。

back

back