Stewart Ford
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昨年の不振からフォードによる介入が深まるスチュワートチームのSF-03。
それから、今年からより介入を深めた大企業フォードもその意気込みを示すかのように、傘下におさめたコスワース製作のフォードエンジンは昨年から20kgも軽量化され、100kgを切って全F-1エンジン中、最軽量になったということです。
さて、マシンを(なめるように (^^;)見ていく事にしましょう。 むぅ...。
ザッと見ただけでもこんなに共通点があります!
ただ、こうしたマクラーレンチックなモノコックにするためには、マクラーレンと同様の優れたパッケージングが必要である事は覚えておかなくてはなりません。他のチームだってもっとマクラーレンチックにしたかったのに、できなかったかもしれないんです。この辺、エンジンが小さくなった事が非常に大きいわけですね。
マクラーレンコピーであったフロントに対し、リヤは独創的であったSF-02の形状を受けついていますね。
また、横から見るとラジエター吸入口が斜になっており、下側の部分で側方クラッシュテストに対応しつつ、空気を上方に送り、少しでもリヤウィングの効率を上げようという形状と見ていいでしょう。
昨年型から継承されたデザインですが...う〜〜ん、このデザイン、好きだなぁ (^^;。 ところで、アラン・ジェンキンスは、リヤタイヤの前はスッキリとしたコークボトルラインで仕上げ、整流板も小型ウィングもつけないという主義をSF-02まで貫いてきましたが、このSF-03になって、とうとうフィンを取り付けてきましたね。
さてこのSF-03ですが、とりあえずテストでは大きなトラブルもなく走っているようですが、そんなにいいタイムを出しているわけでもないようですね。う〜〜ん、昨年よりはいい程度、という感じかなぁ? なによりもエンジンですね、ここのチームは。小型にしてきた努力は素晴らしいですが、恐らくまだまだパワーはトップチームからイマ1つ2つ、という感じでしょう。 今年はトップ6を狙うと言っているようですが、どうでしょうねぇ。
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